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フラッシュダイヤフラムの圧力センサ

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フラッシュダイヤフラムの圧力センサ

フラッシュダイヤフラム(Flush Diaphragm)ってどんなもの?

フラッシュダイヤフラムとは、圧力センサの圧力受圧部(ダイヤフラム)が前面に露出した構造のことを指します。
圧力センサは配管して使用するのが一般的です。そのために圧力センサにはネジ加工が施されていますが、
圧力受圧部がネジの奥にある一般的な形状(図1)と異なり、フラッシュダイヤフラム(図2)の圧力センサが存在します。
(図1)
Image_Flush-diaphgram
(図2)

どうして受圧部をわざわざ外に露出させているの?

圧力センサが使用される対象は空気、ガス、水など、多岐に渡ります。
なかには粘性の高いオイルや、乾燥した際に固着しやすい塗料などにも使われます。
また、定期的に受圧部を洗浄や滅菌したいというお客様もいます。
一般的な形状の圧力センサでは奥まったところに受圧部があるため、洗浄できたかどうか判断ができません
また、塗料などでは固着し硬化してしまうことがあります。
そんな時に役に立つのがフラッシュダイヤフラムの圧力センサなのです。
フラッシュダイヤフラムの場合、ダイヤフラムが前面に出ている為、洗浄が容易です。
また、配管側面に合わせて設置することで、デッドボリューム/凹凸部を限りなくゼロにすることができます。


フラッシュダイヤフラムが使われる分野/仕様
 

  ・ギヤポンプを使用した塗料のライン圧力
  ・圧力受圧部の定期的な滅菌が必要な食品やバイオ関連の装置
  ・有機溶剤など、デッドボリュームを嫌うアプリケーション
  ・防爆仕様、3A規格認定、封入オイル不使用(オイルレス)での提供が可能
  ・配管形状はG1/2”やヘルールなど豊富にご用意
  ・ディスプレイ一体型や圧力スイッチとしても提供可能



おすすめの圧力センサ|フラッシュダイヤフラム

 

弊社では、多種多様なフラッシュダイヤフラム仕様の圧力センサを扱っています。
今回は、3種類ご紹介致します。

Pressure_sensor_DMP331P

BD社 圧力センサ DMP331P
・流体温度最大300℃まで対応
・FS:10kPaG~4MPaGまでカバー
・3A適合サニタリクランプも可能
・食品、飲料向けにも実績あり

Pressure_sensor_DMK351P

BD社 圧力センサ DMK351P
・最小FS:4kPaGの微圧から対応可能
・耐圧、耐蝕性に優れたセラミックダイヤフラム
・オイル未封入の為、オイル漏れのリスクなし
・流体温度MAX125℃まで対応
・高粘度な塗料等にもオススメ

Pressure‗sensor_SX

AWMX社 圧力センサ SXシリーズ
・本体全長約32mmの小型なアンプ内蔵圧力センサ
・0.5%精度ながら3万円台から提案可能
・1-5VDCもしくは4-20mA

まとめ

今回は、圧力センサの一種であるフラッシュダイヤフラム仕様について特集致しました。
エア・ウォーター・メカトロニクス(株)ST事業部は、多種多様な圧力計・圧力センサをラインナップしております。
深い専門知識を持った経験豊富なスタッフが用途に合わせた選定からお手伝いします。
圧力の計測、圧力計の選定でお困りごとがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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